買う?借りる?いらない? 悩ましいベビーベッド問題に決着!

出産前に用意しておきたい大物ベビー用品といえば、ベビーベッド。
でも、先輩ママからは「買ったけど結局あまり使わなかった」「子どもが成長した後は物置場と化している…」など、ネガティブな意見が多いのも事実。
ライフスタイルによっては、ベビーベッドがなくてもまったく問題ない!というケースもあるようです。
そこで、「我が家にベビーベッドは必要? もし必要なら買うべき?借りるべき?」を徹底検証していきましょう!

まずは、ベビーベッドがいるか・いらないかを判断!

赤ちゃんのねんねには欠かせない、と思われがちなベビーベッドですが、実は「うちは床(畳)にベビー布団を敷いて寝かせている」「大人の布団で一緒に寝ている」という家庭も意外に多いようです。
ベビーベッドが必要or必要でないかは、以下の4つの項目をチェックすれば判断できます!
ママ・パパがベッドで寝ている
大人がベッドで寝ている場合、同じ高さのベビーベッドを横付けできると、夜の授乳やお世話がぐんと楽になります。
反対に、大人が布団で寝ているのに赤ちゃんだけがベッドだと、授乳やお世話のたびに起き上がり、ベッドまでいかなければならないので、負担が大きくなります。ママ・パパの寝具事情は、判断の大きな基準に!
上の子がまだ小さい
お兄ちゃんやお姉ちゃんがまだ1~3歳という場合、新生児を床や畳など低い位置に寝かせるのはちょっと心配。思わぬケガや事故を避けるためにも、ベビーベッドに寝かせた方が安心です。
室内でペットを飼っている
室内で犬や猫などを飼っている場合も、ベビーベッドがあった方がよいでしょう。噛まれたり、引っ掻かれたりが心配なだけでなく、抜け毛などの衛生面を考えても、床面から離して寝かせてあげたいもの。
家族で腰痛持ちの人がいる
ママやパパ、一緒に暮らしているおじいちゃまやおばあちゃまが腰痛持ちの場合、ベビーベッドの方が赤ちゃんのお世話が楽になります。
低い位置に寝かせた赤ちゃんを抱きあげるのは、腰に予想以上の負担がかかるもの。また、お着替えやおむつ替えの時も、ある程度高さのあるベッドの方が深く屈まずに済むので、腰への負担が少なくなります。
以上4つのなかで、チェックした項目が多いほどベビーベッドの必要性が高くなります。
買うメリット、借りるメリットは?

「うちはベビーベッドを用意したほうがいいみたい」というママが、次に気になるのは「買う」か「借りる」かの問題。そこで、買った場合、借りた場合のメリットとデメリットをそれぞれまとめてみます。
買った場合のメリット
- 我が子専用として、汚れや期間を気にせず心置きなく使える
- 2人目以降が生まれた時にも活用できる
買った場合のデメリット
- 子どもが1人の場合は割高になる
- 使わなくなった時の収納や処分が大変
レンタルした場合のメリット
- 必要な期間だけ借りれば買うより割安
- 設置や撤去はレンタル会社がやってくれる場合が多く、収納・処分方法を考えなくて済む
レンタルした場合のデメリット
- レンタル期間が長くなったり、下の子が生まれて再度借りたりする場合、料金が割高に
- 汚れや傷などを気にして使わなければならない
赤ちゃんによっては、ベビーベッドで寝るのを嫌がる子もいるので、お試しできるレンタルは便利です。
ただし、2人以上の出産を考えている場合は、長い目で見るとレンタルより買った方がお得なことも。家族でよく話し合い、買うor借りるを判断してみましょう。
ベビーベッド選びはここに注目!
最後に、買うにしても借りるにしても、チェックしておきたいポイントをご紹介します。
サイズは2種類!
ベビーベッドには通常サイズ(約120cm×約70cm)と、ミニサイズ(約90cm×約60cm)の2種類があります。置く部屋の広さに合わせて選びましょう。
柵は上げ下げできるか?
サイドの柵が上げ下げできない場合、赤ちゃんをベッドから出す時、その都度高く抱き上げなければなりません。体重が重くなってくると、この動作が意外と負担になってくるので、柵を下げられる機能があると便利です。
荷物棚は付いているか?
ベッドの下に、おむつや着替えを置けるスペースがあると、とっても便利!ベビーベッドは、夜のねんねだけでなく、お昼寝やおむつ替え、お着替えする時の台としても使えるので、必要なものを収納できるとママも楽ちんです。
ベッド以外の用途は?
最近のベビーベッドは、ベビーサークルになったり、キッズベンチになったりと、多用途化が進んでいます。ベッドが不要になっても、その他の家具として長く使える商品なら、コスパが高く買う派も満足できそうです。
いかがでしたか?
月齢が低いうちは、赤ちゃんはほとんどの時間をベッドやお布団の上で過ごすことになります。
「ベビーベッド問題」は早めに解決し、赤ちゃんを気持ちよくねんねさせてあげてくださいね。