こういう天然素材はいいよね
子供も喜んでました!洗えるところが素晴らしいです!
バングラデシュの農村では昔から女性が外に出て仕事をする習慣がありません。夫の収入だけでは生計が成り立たない家庭では、幼い子どもでさえ働きに出します。貧しいせいで、子どもたちは教育も医療も十分に受けられない。ハテ・ブナノで働く女性の多くはこのような家庭で育っています。義務教育さえ終えられずに貧しい生活から抜け出せない、結婚して夫と築く家庭は自分の少女時代と変わらない……。毎日が「生きていくこと」だけで精いっぱいの生活が世代を超えて続いてしまっています。
イギリス人サマンサ・モーシェッドは夫の母国であるバングラデシュに移住し、貧困にあえぐ女性たちの状況を目の当たりにします。そして、彼女たちが貧困から抜け出せるのかの道を探り、夫であるベンガル人ゴルマン・モーシェッドと夫婦で500ドルの資金を元にNPO「Hathay Bunano(ハテ・ブナノ)」を設立しました。
サマンサは、彼女たち自身が職を見つけ、その収入で自立した生活を送ることが貧困から抜け出す近道だと考えます。ベンガル語では「ハテ」は手、「ブナノ」は作るという意味。バングラデシュで伝統的に続く、刺繍の習慣を収入源としたのです。しかも、首都ダッカに出稼ぎに出るのではなく、村の家族のもとで行える職であること。ハテ・ブナノは、農村に生産センターを設立。家事や育児の合間に働けて、厳しいノルマは一切ありません。小さな子どもを連れてこられるのはもちろん、中には託児所を併設したセンターも。
2004年に12名でスタートしたハテ・ブナノは、2013年現在、60の生産センターで約6,000人が働いています。その成長ぶりはバングラデシュでも「ソーシャルビジネスの成功例」として何度もマスコミに取り上げられているほか、アメリカ、カナダなどの大学や援助機関による報告書などにも「成功例」として取り上げられています。
日本にペブルを紹介したバングラデシュ在住の駒走由美さんは、最初「かわいい!」とペブルの商品を手にしたそう。「素材や安全性も考慮されているので、友人のお子さんへのプレゼントにその場で購入しました」(駒走さん)。そのクオリティの高さが人気の秘密。
素材はオーガニックコットン100%。EUや米農務省に準じた世界的認証機関、コントロールユニオンからオーガニックエクスチェンジ認証を取得しています。また繊維の安全性を保証するエコテックス100規格のほか、EUの玩具安全基準CEマークも取得済で安心です。
「エレファント」は、立体的な編みぐるみ。現地では富を象徴する象の背中に立派な敷布が。細かな部分までしっかり編みこまれています。舐めたり噛んだりして、汚れが気になったら自宅で洗濯してOK。高品質のプレゼントとして出産祝いにもオススメです。
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