兜飾りはいつしまう?収納のタイミングと長持ちさせるためのコツ
端午の節句が過ぎると、
「兜飾りっていつ片付けたらいいの?」「梅雨時期の湿気が心配…」という声がよく聞かれます。
ひな人形のように“しまう時期が遅れると縁起が悪い”という言い伝えはあるのかどうか、
収納のタイミングはいつが最適なのか──。
実は、兜飾りは慌ててしまう必要はないと言われています。
縁起や気候、収納スペースのことを知っておくと、
より大切に、そして気負わずにお片付けができるようになります。
ここでは、兜飾りを“気持ちよく来年へつなげる”ための、 しまう時期と正しい保管方法を詳しくお届けします。
目次
兜飾りをしまう時期は「5月中旬」がひとつの目安
端午の節句が 5 月 5 日に終わっても、翌日にすぐ片付ける必要はありません。
一般的には、5月中旬〜下旬頃までにしまう家庭が多いようです。
● すぐ片付けない方がよい理由
兜飾りは「厄除け」の意味を持つお守りのような存在。
節句当日だけでなく、5 月の清々しい季節の中でしばらく飾って楽しむことで、
お子さまの健やかな成長を願う気持ちが自然と深まります。
また、地域によっては 「五月の風に当てることで良い運気を呼び込む」 という言い伝えもあり、1〜2週間ほど飾ることは縁起の上でも問題ありません。
● 気候を考えると「梅雨前」がベスト
6 月に入ると湿気が増え始めます。
湿度が高い中での収納はカビや変色の原因になるため、
梅雨入り前をひとつの“片付け期限”にしておくと安心です。
兜飾りは「天気の良い日」にしまうのが鉄則
しまう日は、晴れて湿度が低い日を選ぶのがポイントです。
雨の日や湿度が高い日は、しまい込みに湿気を残しやすく、
カビやサビの原因になります。
しまう前のチェックポイント
- 兜・小物類のほこりを柔らかい布でやさしく払う
- 紐・房・毛部分は軽く整えておく
- ガラスケースや台座はきれいに乾拭きしておく
- 金具部分は手の油分を残さないようにする
ほんのひと手間で、翌年出したときの状態が格段に違います。
梅雨の前にやっておきたい「兜飾りの正しい収納方法」
兜飾りは繊細な素材が使われているため、 収納時の配慮で寿命が大きく変わります。
① 風通しの良い場所に収納する押し入れの下段や床下収納など湿気のたまりやすい場所は避けるのが安心です。
可能であれば、押し入れの上段やクローゼットの棚など、風通しの良いスペースへ。
② 乾燥剤を入れる
湿気対策は必須。
シリカゲルなどの乾燥剤を一緒に入れておくと、梅雨〜夏場も安心です。
ただし、翌年の取り出し時は効果が切れている場合が多いため、毎年交換することをおすすめします。
③ 房(ふさ)や紐は形を整えてからしまう
飾り紐は絡まりやすく、房は広がりやすい部分。
ふんわり整えて紙で軽く包んでおくと、来年の取り出しがスムーズです。
④ 説明書・小物袋は必ず一緒に
兜飾りは細かなパーツが多いため、説明書と付属品はひとまとめにしておくと安心。
翌年の組み立てで“あれ?どこにあった?”を防げます。
長持ちの秘訣は「しまい方」よりも“しまう前のひと手間”にある
実は、兜飾りを長くきれいに保つために最も大切なのは、 片付ける瞬間よりも、片付ける前のケアです。● ホコリを取り除く
金属部分のホコリはサビの原因に。
柔らかい筆やハンディブラシでやさしく払うだけで違います。
● 手の油分を残さない
兜や金具を素手で触ると、皮脂が付着して劣化を早めることも。
可能であれば、薄手の手袋を使うとより丁寧です。
● 台座も乾拭きしておく
木製の台座は湿気を吸いやすいため、乾いた布でさっとひと拭き。
軽く陰干ししてからしまうと安心です。
また、兜のパーツや金具が傷つかないように 柔らかい布や薄紙でやさしく包んでおくとよいでしょう。
収納場所の「落とし穴」に注意
兜飾りはボリュームがあるため、収納場所も意外と重要です。
- 「押し入れの奥にしまい込み、翌年出すのが億劫になった」
- 「階段下収納に入れていたら湿気で劣化してしまった」
- 「収納箱のサイズを測らないまま購入し、収まらなかった」
人形のデザインばかりに気を取られがちですが、 気に入った兜飾りを長く大切に保管するために、 収納場所にも気を配りたいですね。
兜飾りを選ぶときは、飾る場所と同じくらい “片付ける場所”のイメージも大切です。
現代の暮らしに寄り添う飾り方も増えている
マンション暮らしやコンパクトな間取りが増えたこともあり、 最近は飾るのも片付けるのも負担になりにくい兜飾りが人気です。
リビングにすっと馴染むシンプルなデザインや、 木のあたたかみを感じるインテリア調のものは、 季節の行事を気軽に楽しみたいご家庭にもぴったり。
大切なのは、 “毎年ちゃんと飾ってあげられるかどうか”。
cuna select では、インテリアにも馴染んで飾りやすい兜飾りを多数ご用意しています。
五月人形・兜飾り HAKI(ハキ) 白粋 兜
京都のちりめん細工から生まれた、白が印象的な節句飾り
[product:590b]五月人形・兜飾り HAKI(ハキ) 葵宙 (あおい) 白粋
京都の職人が作るHAKIシリーズで、当店限定の青空色の兜飾り
[product:695]五月人形・兜飾り Glass studio MIGAKI ヴェネチアングラスの節句兜 光-luce-(ルーチェ)
シャープな三日月が美しい、ガラス兜
[product:851]まとめ:兜飾りは「梅雨前に、晴れた日に、丁寧に」しまうのが正解
- しまう時期の目安は 5 月中旬〜下旬
- 梅雨前の “湿度の低い晴れの日” がベスト
- 収納前のホコリ取りと乾拭きが長持ちの秘訣
- 湿気がこもらない場所に収納し、乾燥剤も活用
- 片付ける場所も想定して選ぶと安心
兜飾りは、毎年お子さまの成長と幸せを願うための大切な節句飾り。
しまう時期や収納方法のちょっとした工夫で、
その願いを長く美しくつないでいくことができます。
来年も気持ちよく飾れるよう、 お天気の良い日を選んで、ゆっくりとお片付けしてみてくださいね。
























