春色でつくる“ひな祭りフラワー”｜桃・ミモザ・ユーカリで華やかに

春の訪れを感じる季節になると、女の子のための大切な行事である桃の節句（3月3日）は、家庭の中でも少し特別な時間となります。
華やかな雛飾りや可愛らしい食卓もその魅力ですが、テーブルやお部屋を彩るフラワーアレンジメントにもひと工夫すると、“写真に残したくなるひな祭り”を演出できます。
今回は桃の花、ミモザ、ユーカリなどを取り入れた「桃の節句 フラワーアレンジ」にまつわるお客様からの体験談をご紹介します。

春を呼び込む花材たち

まず、それぞれの花材が持つ魅力を知っておきましょう。

桃の花

桃の節句という名の通り、桃の花はこの行事に欠かせない存在です。花言葉には 「気立ての良さ」「チャーム」などがあり、また古来より桃には邪気を払う力があるとも言われています。

ミモザ

黄色くふわふわとしたミモザは、春の訪れを象徴する花材。丸い黄色の房が柔らかな印象を与え、お部屋にあるだけで春の空気が感じられます。最近ではひな祭りのアレンジにも取り入れられてきています。

ユーカリ

グリーン系の葉物として人気のユーカリは、爽やかな香りとともにナチュラルな雰囲気を加えてくれます。桃とミモザの華やかな色に対して、落ち着いた緑を加えることでバランスの良いアレンジになります。

体験談：初めてのひな祭りアレンジ

私が娘の初めてのひな祭りを迎えたとき、
「テーブルに飾る花も、ひな飾りと同じくらい可愛いものにしたい！」と意気込みました。
でも、季節がまだ寒く生花の入手が難しい時期だったので、ミモザとユーカリ、桃の枝の3種類を花屋さんで探しました。
手に入った桃の枝をメインに、黄色のミモザをアクセントに、ユーカリを下草として添えたそのアレンジは、思った以上にお部屋に春を届けてくれました。

アレンジの基本ルール：3つのポイント

色のコントラスト：
桃のピンク、ミモザの黄色、ユーカリのグリーン。この“春らしい三色”をベースにすれば、見る人に「ひな祭りだな」と感じてもらえる雰囲気が生まれます。
花の量を均等にするのではなく、メインに桃の花、アクセントとしてミモザ、余白や下草としてユーカリ、という配分を意識しましょう。
チューリップやカスミソウも可愛らしくておすすめです。

高さと空間のバランス：
桃の枝はやや高めに立てて、ミモザは中高さ、ユーカリは低めに添えると、写真でも立体感が出ます。
花器を少し脚のある台に置くだけで目線が少し上がり、写真映えが良くなります。

花器選びにもこだわる：
草花のナチュラルさを生かすなら、素材は素焼きやホワイトセラミックがおすすめ。
例えばマットホワイトの花器だと、ミモザの黄色がぐっと映えます。花器を通じて“余白”の美しさも引き立ちます。

アレンジの手順：5ステップで完成

1. 花器に水を張り、ユーカリを少し余裕を持って挿す（下草としてベースをつくる）
2. 桃の枝を中心に立てて配置（主役）
3. ミモザを少しずつ散らすように挿して“黄色の波”をつくる
4. ユーカリの葉を所々動かして緑の“流れ”を意識
5. 最後に花の向きや高さを少し整えて、撮影したい角度からチェック

上記のような手順で作れば、30分もかからずアレンジが完成します！

写真を“残す”ための工夫

思い出に残る素敵な写真を撮るには、いくつかのポイントがあります。

• 背景は白か淡い色の壁＋自然光が入る窓近くがベスト
• 桃の枝の先端が少し窓の光を浴びるようにすると、花びらが透けてきれいです
• アレンジをテーブル中央から少しずらして撮ると、雛人形や他の飾りともバランスよく
• 「花と娘」「花と雛人形」「花だけ」など何パターンか撮るのが◎

よくあるお悩みと解決策

桃の花が入手しづらい時期：
枝ものの造花を部分的に使ったり、チューリップなどピンク系の花を補助的に使って代用

ミモザが花瓶から倒れそう：
花器の中でミモザの茎をV字に曲げて安定させると、ふわっと広がる感じを出せます

ユーカリが少し地味に感じる：
銀葉のユーカリを使うと、控えめながらも光を反射して高級感が出ます

このような工夫で、より素敵なフラワーアレンジを楽しむことができます♪

一緒に飾るのにおすすめなアイテム

CURIA（キュリア）｜フラワー手形刺繍バースボード

[product:998]

お子さまの手足形をフラワー刺繍で象ったバースボード。麗らかな春の雰囲気を演出するのにぴったりなアイテムです。

CURIA（キュリア）｜ハンドプリントオーナメント

[product:1000]

小さな手形で作る世界で一つのオーナメント。撮影時の背景にさりげなく飾るだけで、きらきらと光り、特別感がアップします。

まとめ：花でつくる“春の祝福”

桃、ミモザ、ユーカリなどのフラワーは、ひな祭りにぴったりな“春らしさ”と“上品さ”を兼ね備えています。 花を飾ることで、単に部屋が明るくなるだけでなく、「今日は特別な日だね」という空気を家族で感じられます。
今年のひな祭りには、ぜひフラワーアレンジメントを通じて、春の足音を感じながら、家族で写真に残る祝福のひとときを。 花と一緒に、思い出も深まりますように。