簡単かわいい！ひな祭りガーランドの飾り方とおすすめアイテム

ガーランドって何？ひな祭りに使う理由

まずは「ガーランド」という言葉の意味を押さえておきましょう。語源をたどると、もともとガーランドは “花冠”や“花輪”を意味していたそうで、そこから壁際や吊り下げ部分などに連続して飾るデザインを指すようになりました。

ひな祭りの飾りとしてガーランドが選ばれる理由はいくつかあります：

フラッグ状、サークル状、ポンポン状など形状が豊富でアレンジしやすい。
壁や窓辺、棚の上といった平面スペースを使って華やかさを出せる。
ハンドメイドでも、買ってすぐ飾っても手軽に雰囲気を変えられる。

実際に、インテリア実例サイトでも「ひな祭り×ガーランド」で検索するとたくさんの実例が出ています。
ですから、雛人形だけでは少し物足りないと感じるときや、賃貸などで大きな雛壇を置けない場合でも、ガーランドを飾るだけで“季節のしつらえ”として十分な存在感を出すことができます。
インテリアショップで購入したり、お子様と一緒に作ったりと、手軽に取り入れやすいのも嬉しいポイント。

飾り付けの基本ポイント

では、ガーランドをひな祭りに使うとき、どんなポイントに気をつけると見栄えが良くなるでしょうか。
以下のポイントをおさえておくと、手軽に「かわいい＆まとまり感」のある飾り付けができます。

色・素材を揃える

ひな祭りの定番カラーと言えば「桃色」「白」「薄緑（若草色）」「金／銀」あたり。そこに、「柔らかいパステル」や「和テイストの淡い色味」をプラスすると、より上品になります。
また、ガーランドの素材も紙・フェルト・布・和紙などさまざま。
素材がバラバラだとまとまりが出づらいので、例えば「和紙＋金の箔押し」や「フェルト＋パステルカラー」で統一すると安心です。

飾る場所と高さを意識する

壁：
テレビ台の上、リビングの主壁面、ドアの上枠など。
窓辺：
カーテンの上あたりに軽く掛けると、外からの光が透けて綺麗です。
棚・ニッチ：
雛人形や桃の花を置く棚があれば、その上にガーランドを波状に垂らすと動きが出ます。

飾る高さを揃えるとスッキリ見えるので、「紐の端を同じ位置に止める」「中央が少し垂れるようにする」など工夫するといいです。

バランスを考える

ガーランドだけでなく、雛人形や桃の花、ぼんぼり、手まりなど他の飾りと組み合わせるのが鉄則です。例えば、棚の上に雛人形を置いたら、その背後にガーランドを貼るだけで“背景”ができて、雛人形がいっそう映えます。

こどもも一緒に：手作りガーランドで親子時間

お子様が工作ができる年齢なら、一緒に作って飾るとより素敵な思い出になること間違いなしです。
切って吊るすだけの簡単な飾りや折り紙なら、お子様も楽しめます。

無料テンプレートや折り紙を使って、ガーランドのパーツを子どもと一緒に作ります。
パーツに色を塗ったり、シールを貼ったり、紐に通す穴をパンチで開けるなどワーク感のある作業に。
出来上がったガーランドを、子どもが手の届く高さ・子ども部屋の壁に飾ることで「自分で飾った」という満足感アップ。
ハンドメイドなら、翌年も使えるように少し丈夫な紙や布にするなど工夫すると長く活用できます。