初節句のお祝いメニューどうしたらいい?ちらし寿司・蛤のお吸い物ほか献立例
 
    
    赤ちゃんの健やかな成長を願う「初節句」。
        3月3日の桃の節句には、お祝いの食卓を囲みながら、小さな主役の誕生と成長を喜ぶご家庭も多いのではないでしょうか。
        中には、両家の両親を招待して、初節句のお食事会を開くという方も。そんな時は「どんな料理を用意すればいい?」「お祝いらしいメニューって?」と迷う方も少なくありません。
今回は、ひな祭りの由来にちなんだ定番メニューから、季節感を感じる一品、 そして離乳食期の赤ちゃんにも取り入れやすいアイデアまで、初節句のお祝いメニューをご紹介します。
目次
初節句の食卓に込められた意味
ひな祭りの食事には、ひとつひとつに“願い”が込められています。
        鮮やかで華やかな料理を囲むことで、春の訪れを感じながら、家族の絆を深める時間にもなります。
        たとえば、ちらし寿司は「めでたさを重ねる」、蛤のお吸い物は「良縁を願う」、白酒は「厄を祓う」といった意味があります。
        昔ながらの行事食を現代の食卓に取り入れることで、伝統とともに温かい思いをつないでいくことができるのです。
華やかでお祝いらしい定番メニュー
1. ちらし寿司
 
    ひな祭りの定番といえば、やはり「ちらし寿司」。
        鮭や海老、錦糸卵、絹さやなどの彩りが美しく、まるで花が咲いたような華やかさが魅力です。
        具材ひとつひとつに縁起のよい意味があり、海老は「長寿」、蓮根は「将来を見通せるように」、豆は「健康でまめに働けるように」など、願いが込められています。
        家庭によって味付けや具材を変えられるので、祖母の味を引き継いだり、家族オリジナルの“我が家のちらし寿司”を作ってみるのも素敵ですね。
        とはいえ、赤ちゃんのお世話をしながらの準備はとても大変なもの。
        市販の「すし酢」や「ちらし寿司の素」を上手に使ったり、具材は“買ってのせるだけ”でも十分です。無理をせず、お母さん自身も初節句のひとときを楽しんでくださいね。
    
2. 蛤(はまぐり)のお吸い物
 
    ひな祭りに欠かせない蛤は、対になった貝殻同士でしかぴったりと合わないことから、「一人の人と永く添い遂げられるように」という願いが込められています。
        お吸い物にすると上品な香りが広がり、ちらし寿司との相性も抜群。
        だしの香りを立たせ、三つ葉や菜の花を添えると、春らしい一椀になります。
3. 菱餅・ひなあられ
 
    彩りの意味を楽しめるのが、この季節の和菓子。
        菱餅の「ピンク」は桃の花、「白」は雪、「緑」は新芽を表しており、自然の恵みと生命の循環を感じさせてくれます。
        食後にひなあられや甘酒を添えれば、初節句の祝い膳がいっそう華やぎます。
お祝い感をぐっと高める“春の一品”
初節句のテーブルは、伝統料理だけでなく季節の食材を使ったメニューで彩りを添えるのもおすすめです。
 
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菜の花とホタテの和え物:
 ほんのり苦味のある菜の花に、ホタテの甘みがよく合います。
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筍ごはん:
 春を代表する味覚。ちらし寿司の代わりに、旬の炊き込みご飯でお祝いするのも◎
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桜鯛の塩焼き:
 祝いの席にぴったりの“めでたい”一品。お頭付きで豪華に。
食器やクロスに淡いピンクやベージュを取り入れると、春らしい明るさが増し、写真にもきれいに映ります。
赤ちゃんのための“初節句離乳食”アイデア
 
    主役の赤ちゃんも一緒にお祝いできるよう、月齢に合わせた離乳食を用意するのもおすすめです。
        たとえば、
- ちらし寿司風おかゆ(にんじんや卵黄で色を添える)
- やわらか白身魚と豆腐のスープ
- 菜の花のペースト
など、大人のメニューと色味を合わせて盛り付けると、食卓全体に統一感が出ます。
        ただ、初めて食べる食材はアレルギーなどの心配もあるので、避けた方が安心です。食べなれた食材で、大人の食卓と雰囲気を合わせるだけでも十分です。
クーナセレクトのおすすめ|お祝いのテーブルを彩るアイテム
クーナセレクトには、初節句やお祝いの席を華やかにしてくれるアイテムや、飾りやすいお雛様などおすすめ商品があります。ぜひチェックしてみてくださいね。ベビー食器
amabro(アマブロ)|ベビー食器セット OKUIZOME(お食い初め)
シンプルでモダンなデザインの食器セット。ハレの日から普段使いまで幅広いシーンで活躍してくれます。
    
10mois(ディモワ)|mamamanma バイオマスプラスチックのベビー食器
お子さまがまだ小さく、離乳食の場合は、こんな食器セットはいかがでしょう?器が割れたりこぼしたりする心配も少ないので、来客時には安心です。
        淡いトーンで揃えれば、春の食卓にやさしくなじみます。
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kawaii&born|スプーン付き ハート型シリコンプレート
可愛いハート型のシリコンプレート。シリコン製なので割れる心配がなく、写真映え間違いなしです。
[product:1027]お雛様、雛飾り
つるし飾りや和風のモチーフ
手のひらサイズのつるし飾りや折り紙の飾りもおすすめ。吊るすタイプのものはテーブル周りにアクセントを加えられ、写真に動きが出ます。
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羽子板や小さな雛人形
テーブルの端に小さな羽子板や雛人形を置くだけでも、節句らしさが増します。 特に小さめの置物は、料理や花を邪魔せず、自然にテーブルになじむのが魅力です。
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ガラスの雛人形
ガラスの食器と相性がよく、食卓に彩りが生まれるのでおすすめです。お子様の手が届かないよう注意してくださいね。
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雛人形クレイケーキ ボンモンボヌール
本物そっくり、クレイ(粘土)でできた節句飾り。お名前や日付を刻めるので、毎年飾れる思い出のアイテムに。
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HUGABOO(ハガブー)|お座り練習ベビーチェア
        柔らかクッションで赤ちゃんのお座り練習にぴったりなベビーチェア。お子様の離乳食にぴったりです。
        
        [product:316]
    
実際にあった“初節句のエピソード”
 
    「母が作ってくれたちらし寿司を、娘の初節句でも再現したくて。母に教えてもらいながら作ることが出来て、とてもいい思い出になりました」
        「祖母の家で撮った雛人形の前の写真が、今でも家族の宝物です」
        そんな声をよく耳にします。
        初節句の食卓は、“味の記憶”と“家族の記憶”が重なる時間。
        子どもの成長とともに、料理を囲むたびに思い出が深まっていくのも、この行事の魅力です。
まとめ|味わう時間も“思い出の一枚”に
        初節句の食事は、単なるごちそうではなく、家族の想いを込めた小さな儀式。
        ひとつひとつの料理に願いをのせ、みんなで囲むその時間が、何よりの贈り物になります。
        今年のひな祭りは、春の香りを感じながら“わが家らしいお祝いメニュー”で、心に残る初節句を迎えてみませんか。
    

 
    
























